花で描く「額画(がくえ)」で
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プリザーブドフラワーとは、
1990年代にフランスで開発された、生花とも造花とも違う全く新しいカテゴリーのお花です。
生のお花を特殊な技術で加工し(生花を特殊液の中に沈めて水分を抜きます。)、フレッシュなままの柔らかな風合い、美しい色合いを長く楽しむことが出来るように作られています。
水やりの必要が無く、 保存環境が良ければ長期に形を維持することも可能で、その分(生花に比べ)販売価格は高くなっています。
生花と見間違うほど、瑞々しい質感と柔らかさがありますが、生花よりも破損しやすく湿気に弱いので、保存には注意が必要です。
他にも、強い紫外線が当たると少しずつ退色したり、色が濃い花は色移りする点に注意して下さい。
半永久的に「枯れない花」とされています。
時々、「プリザードフラワー」とか「ブリザートフラワー」
と仰る方がいらっしゃいますが、
「プリザーブドフラワー」が正解です。
「Preserved flowers 」という言葉から、日本ではプリザーブドフラワーという言葉が一般的になったようですが、「プリザーブド…」は日本人にとって言いづらかったようで、一時的に「プリザードフラワー」という間違った呼称が広まったようです。
~「プリザーブドフラワー」のお取扱いについて ~
■プリザーブドフラワーは非常にデリケートですので、直接手で触れないでください。ホコリ等は柔らかい筆等でやさしく払ってあげてください。
■水をあげる必要はありません。水をかけると色落ちの原因となりますので、絶対に水をかけないでください。
■可燃性のため、火気厳禁です。
■直射日光のあたる場所や、湿気の多い場所は避けてください。褐色や傷みの原因になります。特に多湿な状態では、花びらが半透明になることがごさいますが、湿度が下がると元に戻ります。
■高温多湿の所では植物から染料がにじみ出る場合があります。人体に無害ですが、壁や床、布(カーテン等)、衣類等につかないようにご注意ください。
■プリザーブド溶液は親油性のため、油性塗料やニス、プラスチック等と直接触れないようにしてください。お花が貼り付いたり、色染み等の原因となります。
■アレンジにはワイヤーを使用している場合がございます。お子様やペットが触れたり、口に入れないよう十分ご注意ください。
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