生きた芸術!《 いけばな × 百段階段 2017 》
今日は、ある「いけばな展」をご紹介します!
■現在、「ホテル雅叙園 東京」では、
いけばな51流派が集う、「花の祭典」が開催されています。
その名も、《 いけばな × 百段階段 2017 》。
■園内にある「百段階段」は東京都指定有形文化財で、
一段ずつナンバリングされており、
過日、その百段を上がって参りました。
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event
■とはいえ、一気に百段を駆け上がったわけではありません。
数段上がるごとに「~の間(ま)」と名付けられた部屋が現れ、
中には、いけばな作品が数点展示されており、自由に鑑賞出来るようになっています。
出展者の方がいらっしゃれば、
作品の説明や作品への思いなど、直接お話頂けるかも!?
■1週間ごとに作品が入れ替わる「いけばな展」は、
刻々と姿を変えていく生きた芸術、
いけばなと文化財の共演による「圧巻の空間」を楽しめますよ。
また、今年はいけばな作品の撮影も可能になりました。
■今ではフラワーアレンジメント一色の私(みやび)ですが、
かつては「未生流(みしょうりゅう)」(いけばな)を学んでいたことも。
ふと、昔を振り返ったその瞬間(とき)何故か?!、
有形文化財の中に存在するいけばな(作品)は私(みやび)に、
「佇まい(たたずまい)」という言葉を思い起こさせました。
■「佇まい」とは、
「立っている様子」、「そこにあるものの様子」や「ありさま」を言いますが、
さらには、
「人の生き方」や「暮らし方」、「生業」をも意味します。
■「いけばな展」では、
花の美しい姿だけでなく、
各作家のさまざまな生き方にも触れたような気がしています。
もちろん、51ある流派のほんの一部ながら、、、
■「いけばな展」はまだまだ続きます。
《期間は11月26日(日)まで。》
ぜひ皆さまも、お時間がございます折りに、
芸術の秋を堪能されてみてはいかがでしょうか?
日常を離れ、別世界に身を委ねてみるのもまた貴重な経験、楽しいものですよ。
そうそう!
もちろん、帰りは一歩ずつ、、、百段下ってきましたよ(笑)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=483371752050228&id=100011322215939
それでは、【 花楽(かがく)の時間 ~第50時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました
【この記事を書いた人】
フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)
「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
>>詳細プロフィール 続きはこちら