7種のハーブ、その効能とは?
■あけましておめでとうございます。
みやび美歩です。
2020年が始まりました。
皆さまにとって幸多き1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
■さて、
今年は暦の関係で
例年よりお正月休みが長く、
「いつもより豪勢なお料理が続いている…」
という方も多いのではないでしょうか?
■「セリ、ナズナ、ゴギョウ、
ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」
子供の頃、一生懸命に覚えましたよね?(笑)
そう、
明日(1月7日)は「七草の節句」。
「七草粥を食べて、お正月に疲れた胃腸を休めてあげる日」(…でしたね?)
と私(みやび)は記憶しています。
■そして、、
この七草をおかゆにして
1月7日に食べる七草粥の習慣は、「江戸時代が始まり」なのだとか。
時代や土地(地方)によっては、
七草の種類がもっと多くなったり、逆に少ない場合もあったようですが、
いつの時代においても、
どんな土地(地方)であっても、
年頭にあたって豊年を祈願し、
「今年も家族みんなが元気で暮らせますように…」と願いながらお粥をいただく、
1年間の無病息災を祈願する、というその気持ちに差などありません。
■現在では、
スーパーやコンビニなどで「七草」がセットで販売されています。
(比較的)容易に求めることが出来ますので、
ぜひ、明日は七草粥で胃腸を回復させてあげましょう!
■以下に、七草それぞれの「効果」を記しています。
ぜひ、参考になさってみて下さい!
- ①「セリ」 ⇒冷え予防、胃・肝機能の正常化、血液中の老廃物やコレステロールを排出
- ②「ナズナ」 ⇒肝臓病・解熱・下痢・便秘・高血圧・腹痛・利尿などに効果あり
- ③「ゴギョウ」 ⇒内臓の回復、咳止め
- ④「ハコベラ」 ⇒利尿作用、鎮痛作用、腹痛の回復
- ⑤「ホトケノザ」⇒整腸作用、健胃作用、高血圧予防
- ⑥「スズナ」 ⇒腹痛予防、風邪予防
- ⑦「スズシロ」 ⇒血栓防止作用、解毒作用、消化不良の解消
(いかがでしたか?)
■ちなみに、(余談ではありますが…)
この七草は「日本のハーブ」と呼ばれているのですが…
一般的に「ハーブ」と言えば、
「料理の香り付けや保存料、薬や香料、あるいは防虫などに利用され、
香りに鎮静・興奮などの作用がある有用植物で、
緑の葉を持つ草、茎の柔らかい植物などをさすことが多い、
生活の中で役立つ香りのある有用な植物」
と表現されます。
何だか説明が長すぎて、あまり親しみが感じられませんね(?!)
■しかし、
七草粥として食している、
生活の中でごく普通に取り入れている、
そう考えると、
遠かったはずのハーブが、グッと「身近な存在」に感じませんか?
(そう思うのは、私(みやび)だけでしょうか?苦笑)
■もちろん、
ハーブの入ったパスタやピザをお店で(外食)食べることはありますし、
(市販の乾燥ハーブを用いて、自宅で)ハーブティーを飲むこともあります。
とはいえ、
普段の食事に生(なま)のハーブを用いることが稀な
(せいぜい、大葉くらい…な)私(みやび)にとって、
生のハーブはこれまで、とりわけ意識を傾ける存在ではありませんでした。
■、、、
このたびの「七草の節句」、「七草粥」の話題を機に、
ハーブは私(みやび)にとって少し身近な存在となり、
(その)効果も含め見直してみたい… 今や、そんな存在になりつつあります。
何か、育ててみようかな?(笑)
■それでは、【 花楽(かがく)の時間 ~第128時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました
【この記事を書いた人】
フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)
「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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