あとは「味付け」、、、

こんばんは、みやび美歩です。

一年の無病息災を願って

 1月7日(本日)に食べられる「七草がゆ・七草粥(ななくさがゆ)」。

 春の七草や餅などを具材とする塩味のお粥ですが、

 お正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為に食べる、とも言われています。

画像の説明


■おせち料理同様、日本の行事食(料理)と言っても過言ではなく、

 今もなお、日本の文化に根付いた伝統的な食文化として受け継がれていますね。

 今朝、日本の多くの食卓には、この七草粥が並んだことでしょう!

 かくいう私(みやび)も、、、

 実は、わけあって「お昼」に美味しくいただきました(笑)

■さて、この七草粥とおせち料理には多くの共通点があります。

 中でも、それぞれ使う食材に各々意味を持たせている、ということ。

 「意味を持たせる」というより、

 「意味が込められている」と言った方が分かりやすいでしょうか(!?)

■例えば、七草粥に使われる「セリ」。

 セリ(芹)は、別名「シロネグサ」とも呼ばれるセリ科の植物ですが、

 競り合うように生えていることから、この名がつき、

 「競り勝つ」という意味をかけて、縁起物にされています。

 (独特の香りは、食欲を刺激する効果があり、しかも栄養価が高いそうですよ。)

■一方、おせち料理に使われる「黒豆」。

 一年中「まめ(まじめ)」に働き

 「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願いが込められています。

 また、ご存知のように、おせち料理はお正月に食べるお祝いの料理。

 重箱に詰めて出すのは、

 「めでたさを重ねる」という意味で縁起をかついでいます。

■とはいえ、

 七草粥もおせち料理も、

 地域や気候、家庭やしきたりなどによっては、

 使う食材、詰め方や料理の組み合わせも様々です。

■ましてや、

 七草などは、セットした商品が多くの八百屋など小売店にて販売されており、

 おせち料理に至っては、デパートやスーパーをはじめ

 インターネットの通信販売などでも購入が出来るようになりました。

■今後は、

 使う食材、それぞれの意味合いも少しずつ変化していくのかもしれません。

 ただ、そのような中でも、

 おせち料理も七草粥も未だ「手作り」にこだわるご家庭が多いと聞くと、

 何だか嬉しくなるのは、私(みやび)だけではないでしょう(!?)

■新しい年を迎え、7日目。

 おせち料理、七草粥とあたりまえのように食してきましたが、

 昔からの風習を大切にする心は、これから先もぜひ残していきたいものです。

■、、、そして、思ったこと。

 同じ食材でも、

 調理方法によっては味に深みが出たり、

 より食材の旨味が引き出されることがあります。

■同様のことは、花や植物(の世界)にも言えます。

 使っている素材(花材・資材)は同じでも、

 アレンジや生(活)け花の仕上がりは、デザイナーによって異なります。

 「味に深みを出すためにはどう調理するのか!?」

 「食材の旨味を最大限引きだすにはどんな工夫が必要なのか!?」

■ひとかけのチョコレートが、

 カレー(の味)を美味しくする魔法のように、、、

 つまるところ、「味付け」なのでしょう!!

■「いい味付けしてるよなぁ・・」

 「いい味出してるなぁ・・」と思って頂けるような、、、

 そんなフラワーデザインや花空間のプランニングが出来るよう、

 まだまだ修業の身ではあります。

■それでは、【 花楽(かがく)の時間 ~第61時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました


最後に、
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【この記事を書いた人】

フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)

「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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