展示作品について① @sui東山さま

展示作品について① @sui東山さま

「はじめまして! 私が、かの〈いちご泥棒〉です笑」

イングランド南部にあるウェスト・オックスフォードシャー(West Oxfordshire)のコッツウォルズ(Cotswolds)地方の村 ケルムスコット(Kelmscott)にあるマナーハウス「ケルムスコット・マナー」は、
ウィリアム・モリス一家の憩いの場であり、まさに「地上の楽園」🏡

それは、農家としてほとんど変わらないまま代々受け継がれたこと、季節と共にある農業と生活が一体化していること、村や周りの田園風景と調和していること…

モリスが提唱した「アーツ・アンド・クラフツ運動」の発想の原点となりました✨✨

モリスはケルムスコット・マナーの庭や周囲の風景から多くのインスピレーションを受け、そこから多くのデザインを生み出しましたが、モリスの代表的作品である「いちご泥棒(Strawberry Thief )」もその一つだったのです🤔…


季節は春…🦋
モリスは、美しいケルムスコットマナーの庭で大切に苺を育てていました🍓

収穫時期を迎え、
「ようやくその苺を収穫できる!」と思っていたところ、美味しそうな苺の香りに誘われるかのように小鳥がやってきました🐦💨

そして、
なんと!小鳥はその苺をついばみ始めたのです🙄

しかし、
きっと(!!?) モリスは小鳥を追い払うことなく、見守ってあげていたのではないでしょうか?

大切に育てた苺を食べられてしまい悲しくはあったけれど、小鳥がついばむその姿を目の当たりにした彼は、愛おしさすら感じていたのでは?!


その光景をデザインにしたのが「いちご泥棒(Strawberry Thief )」!
(作品の)タイトルに「泥棒」と付け、皮肉を混じえているようにも思えますが、彼の心の優しさを感じずにはいられない、、
のは、きっと私(みやび)だけでは無いでしょう???

展示作品について① @sui東山さま

展示作品について① @sui東山さま

「いちご泥棒(Strawberry Thief )」の主役とも言える小鳥には、
ムクドリ説、本当は種類の異なる鳥だったけれど、ツグミに替えてデザインした説、その他諸説あるようです。

そして、ツグミと言えば、イギリスの国鳥ではありませんが、ヨーロッパコマドリ(ロビン)としてイギリス国民から愛されている野鳥です。特に、クリスマスシーズンには公園や街中で見かけることが多くなるため、ロビンの美しい鳴き声はクリスマスを告げに来る、とも言われているよう…🎄🇬🇧

そのため、イギリスのクリスマスカードにはロビンが描かれていることも珍しくありません🎅📮


ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」をモチーフにした私(みやび)の作品は、
京都で唯一のアートブランディングカフェ
sui 東山 (スイヒガシヤマ) 」さまにてご覧いただけます。ぜひ、モリスの世界観をテーマとしたお料理、音楽、そして空間をお楽しみ下さいませ☕🍰🎵
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております🤗


✏️···
【 sui東山 (スイヒガシヤマ) 】
※営業日・営業時間、メニュー等の詳細は、コチラ(⬇)にてご確認下さい!
https://www.instagram.com/sui_higashiyama/

#sui東山 #アートカフェ #京都カフェ #モリス #いちご泥棒 #非日常を楽しむ



【この記事を書いた人】

フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)

「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
>>詳細プロフィール 続きはこちら

みやび美歩 プロフィール




コメント


認証コード4148

コメントは管理者の承認後に表示されます。