お盆だからこそ、『お花の定位置』について考えてみた!

■お盆ですね、、、

 お盆の風習は地方によって異なりますが、

 ご先祖さまの精霊をお迎えして供養するというのがお盆の行事。

 日本人にとっては、欠かせないものとなっています。

■お盆になるとお墓参りをされる方も多いと思いますが、

 (既に済ませられた方いらっしゃいますよね?!、私(みやび)も済ませております。)

 お墓参りに持参するものと言えば、線香と共にお墓用のお花があります。

画像の説明
 
「お墓にお花」という、この時季お決まりの日本の光景は、日本に日本(我が国)特有の『 お花の定位置 』が在ることを思い起こさせ、

同時に、ある種の風物詩とも言える光景によって、私たちは季節を感じられるのかもしれません。

■いずれにせよ、

 日本の四季や日々の暮らしの中に、お花の「定位置」なるものは存在し続けています。



 それは、古くから人が自然と共存し、

 自然界から(何かしら)たくさんの恩恵を受けてきたであろうことは容易に想像できますし、

 現在に受け継がれていることからも疑いのない事実です。

 どのようなスタイルでどのようなお花を飾るかは個人の自由ですが、

 明らかに(その)季節が近づけばあたりまえにお花を用意し、

 あたりまえのように決まった場所 =「定位置」にお花を飾ってきました。

■当然のことながら、「お墓」は『 お花の定位置 』の、ほんの一つ(の例)に過ぎません。

 日本の四季や日々の暮らしにおいては、まだまだ多くの『 お花の定位置 』が存在しています。

 また、自ら『 お花の定位置 』を作り出すという楽しみ方もあるでしょう!

 ぜひ、それぞれの『 お花の定位置 』が、

 今後も長く受け継がれて行くことを、私(みやび)は願うばかりです。

■ちなみに、その目を海外に向けてみると、、、

食事の時にワインを飲む習慣のあるパリでは、仕事帰りにお花を買って帰る人が多いそうです。

 空になったワインボトルを花瓶に見立て花を挿し、食卓において食事を楽しむのだとか。



 パリでは、ワインボトルが『 お花の定位置 』となるわけですね(笑)

 お洒落な街、パリならではのアイデアと言えるのではないでしょうか!?

■ところで、

 あなたの『 お花の定位置 』は何処でしょう?

 あなたに『 お花の定位置 』はありますか?

それでは、【 花楽(かがく)の時間 ~第40時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました。



【この記事を書いた人】

フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)

「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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