「 明 (めい) 」「 暗 (あん) 」「 顕 (けん) 」「 漠 (ばく) 」

「 明 (めい) 」「 暗 (あん) 」「 顕 (けん) 」「 漠 (ばく) 」

今や、世の中には色があふれていますが、
古代の日本には「色」を表現する言葉がありませんでした💦💦

では、どうやって色を表現していたのでしょう❓❗



それは、太陽の光が移る時間の中で描き出す
「 明 (めい) 」「 暗 (あん) 」「 顕 (けん) 」「 漠 (ばく) 」
を感覚的に捉えていたと言われています🤔


  • 「 明 」:夜明けとともに空が赤く色づくさま
  • 「 暗 」:太陽が沈んでしまったあとの真っ暗なさま
  • 「 顕 」:夜が明けて空が白み始め風景がハッキリと見えるさま
  • 「 漠 」:明と暗の中間にあたる青みがかったさま


そして、それらを
「 あか 」「 くろ 」「 しろ 」「 あを 」と呼んだことが、
日本における色名の原点となりました🎨


その後、
日本の色は染料や顔料の技術が発達した平安時代に、
貴族社会の文化に溶け込むことで質、量ともに大きな広がりを見せ、

終には1000を超える種類があると言われるほど、
豊かなものになったそうです🌹




【この記事を書いた人】

フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)

「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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