2018.07.30
カテゴリ：ブログ
新たなるシンデレラフィット！アレンジメントも人生も、、、
こんにちは、みやび美歩です。
■「ニトスキ」という言葉をご存知でしょうか？
これは、「ニトリ（『お値段以上、、』のニトリさんです。）」の
「スキレット」の略称で、
スキレットとは「鉄製の厚手のフライパン」のことを言います。
■実はこのスキレット、
使うといつもの料理が格段においしくなるとのことで、
「魔法のフライパン」などと呼ばれ、
最近、とりわけ主婦の方々に人気の商品となっているそうです。
もともと「外国製の」スキレットは値段が少しお高めだったのですが、
そこは、「お値段以上、、、」を掲げるニトリさん。
５００円もしない価格でスキレットを発売し、
いつのまにか「ニトスキ」という愛称が付くほどの大ヒットを飛ばした、というわけです。
■ただ、スキレットは「鉄製」のため、
持ち手がとても熱くなるので「専用のカバー」を必要としました。
もともと本体価格「５００円！」の小さなフライパンです。
果たして、その持ち手に見合ったカバーとは
いったいどんなカバーだったのでしょう？
、、、
興味ありますよね？(笑)
■厳しい主婦たちの御眼鏡に敵（かな）い、
一気に注目を集めたのは、
なんと！！
１００円均一ショップで売っている革製のライターケース！
■やはり本体価格「５００円」にわざわざ高いカバーをつけたいと思う人は珍しく、
ちょうど「スキレットの価格」に見合った、
形もピッタリと当てはまったのが、
「１００円均一ショップのライターケース」だったのです！
「まさにピッタリ！」、
「実にシックリくる」と噂になったのでしょう！（？）
やがて、そんなスキレットとライターケースは
「シンデレラフィット」と呼ばれるようになりました。
■「シンデレラフィット？？」
勘の良いあなたなら、「ピン！」とひらめいたのではないでしょうか？
この「シンデレラフィット」という言葉は、
ガラスの靴がシンデレラの足にフィットし
「ジャストサイズな組み合わせ」となった物語に由来して、
思いがけないモノ同士が
まるで「純正品」のようにピッタリフィットすることを意味しています。
■とはいえ、
今回ご紹介したニトリのスキレットと１００円均一ショップのライターケースは、
シンデレラフィットのほんの一例に過ぎません。
私たちの暮らしの中には、もっとたくさんの
「思いがけない偶然の一致」が潜んでいるように思われ、、、
日々の暮らしの中に「偶然の一致探し」を試みるのも楽しそうですね。
■ところで、
そんな「思いがけない偶然の一致」は、レッスンの中にもあったようです。
「グリーンリース」をお作り下さったＡさまより、
以下に、大変興味深いご感想を頂戴いたしました。
■（ここから）↓
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今日はありがとうございました！
暇な主婦生活のなかで、刺激的な１日となり、、
もちろん、とても楽しかったです！
不器用な私の作品をいつも素敵に手直ししていただいて、
ありがとうございます＾＾ 可愛いリースができました。
夢中になると、目の前のことばかり見てしまいがちで
全体像がろくに見えてなかったなぁと反省してます。
都度都度、ひと呼吸おいて、
少し遠くから作品を見ることがすごく大事だなぁと。
バランス良く、綺麗な形にしあげるためにも、、、
人生と一緒ですね～笑
次は、ワックス（？）にお花が入った、いい匂いがしそうなの、、
作ってみたいですが名前がわからないです。お部屋に飾りたいです。
＜ Åさま（女性） ＞
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（ここまで）↑
■Åさま、
このたびは、レッスンへのご参加、ならびにご感想をありがとうございました！
久しぶりのアレンジメントはいかがでしたか？
濃いグリーンと淡いグリーンの合わせ（配色）に少しお時間がかかったようですが、
何度も（レッスンに）お越し下さっているので用具の扱いにも慣れておられ、
配置さえ決まれば、あとはサクサクと手際よく、
お伝えしたポイントをしっかりと押さえつつ、丁寧に仕上げていただきました。
可愛らしい、そして爽やかなグリーン・リースの完成でしたね。
また、「不器用」とはご謙遜なさっておられますが(笑)
手直しと言っても致命的なものではなく、
「こうしたら、もっと丸くリースらしくなりますよ！」といった程度の、ほんの軽い手直しです。
、、もう２年半くらいになるでしょうか？
初めてレッスンにお越し下さってから、随分腕を上げてこられました。
私（みやび）も、毎回どのような作品を仕上げられるのか、いつも楽しみでなりません。
今後も、より一層Ａさまの「思いを形に」表現（あらわ）していただけましたら嬉しく思います。
私（みやび）も精一杯、お手伝いさせていただきます！
そして、
「ワックス（？）にお花が入った、いい匂いがしそうなの、、」
これは、
「アロマワックスサシェ」とか「アロマワックスケーキ」と呼ばれるアイテムです。
詳しくはコチラ（↓）をご参考になさって下さい！
本当にありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
■「ジャストサイズな組み合わせ」となったわけではありませんが、
Ａさまにおかれましては、
「アレンジメントも人生も、少し遠くから見（つめ）ることがすごく大事なのだ」という、
思いがけないモノ同士に共通点を見出だした、、、という意味では、
「思いがけない偶然の一致」を探し出されたということではないでしょうか？(笑)
■夢中になって何かを作っている「時間」というのは、
手を動かす中で、日常生活のいろいろや諸々を反省したり、
全く違った視点から物事を見つめたり、考え直せるチャンスであったり、
新たなアイデアやひらめき、気づきと出合える機会だったり、、、
頭の中を「日常」からリフレッシュさせる、
最高（最幸）の「時間」（の一つ）なのかもしれません。
豊かな時間の過ごし方が、きっと豊かな心を育んで行くのでしょう！
（そんなことを思わせて下さった、Ａさまのご感想です。）
■それでは、【 花楽（かがく）の時間 ～第８６時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました
【この記事を書いた人】
フラワーアーティスト みやび美歩
（アーティフィシャルフラワーデザイナー協会（AFDA）認定デザイナー）
「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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