ツリーにまつわるエトセトラ!
■クリスマスツリーに使われる「木」として「もみの木」が有名ですが、
なぜ、「もみの木」が選ばれるのでしょうか?
、、、
■もみの木は、常緑樹で極寒の冬でもその緑色を失うことがありません。
驚くことに、もみの木は世界中に生えていて、
実際に1,000年以上も生きているものが、たくさんあるそうです。
そのため、もみの木は「永遠の命」の象徴とされています。
■ちなみに、学名をアビエスと言い、ラテン語では「永遠の命」を意味します。
強い生命力を持ち一年中葉を茂らせる緑の姿は、
まさしく「永遠」を表し、
それは、
神の永遠の愛であった
イエス・キリストが与える「永遠の命」を象徴している、ということです。
■そんな魅力あふれるもみの木ですが、
実のところ、クリスマスツリーの由来には多説あり、、、
■その一つ、
ドイツでは、
クリスマスになると
「もみの木に宿る小人が、幸せを運んでくれる」という言い伝えがあります。
■言い伝えの中では、
小人が少しでも長くもみの木にいてもらおうと、
もみの木を飾り付ける習慣があったそうです。
それが現在のクリスマスツリーになった、と言われています。
■また、
北ヨーロッパでは、
冬至のお祭りに
「カシの木」が「永遠に枯れない命」の象徴として飾られていました。
■そこへ、
キリスト教を布教する際に、
「カシの木」をキリスト教の木である「もみの木」にすり替えたことから、
現在は、クリスマスツリーに「もみの木」が使われています。
■なお、
日本で初めてクリスマスツリーが飾られたのは、
1886(明治19)年12月7日、横浜・明治屋です。
意外に早くから、日本でもクリスマスツリーがお目見えしていたのですね。
■皆さまに多くの幸せが訪れますように、、、
心を込めて、
Merry Christmas!!
■それでは、【 花楽(かがく)の時間 ~第58時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました
【この記事を書いた人】
フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)
「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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