「数」に想いを託して・・・

生まれた国や文化、育った環境はもちろん、好みや趣向は十人十色です。

感謝の気持ちや尊敬の念、愛情などさまざまな思いを込めて「花を贈る」とき、
それは、贈り手の「心」が受け手に「形」となって伝わる瞬間。

好みや趣味を押し付けるのではなく、
贈り手の思いをより印象的に、より感動的に伝えることが出来たなら、
それは、どんなに素晴らしいことでしょう!!

種類にもよりますが、花は 「(本)数」 に人の想いを託し表現することが出来ます。

想いを伝える一つの方法として、「(本)数」について書いています(↓↓)。
(あなたに)必要なものだけ記憶にとどめて下さい!

これからの季節は、(お花屋さんの)店頭に並ぶ花の種類も多くなります。

ぜひ「(本)数」にあなたの想いを託して・・・ いつもの「花贈り」がもっと楽しくなるはずです。




ヨーロッパに伝わるロマンティックな話に、
「男性が女性に結婚を申し込む際12本のバラに想いを込めて、12本を花束として渡す」
というものがあります。

12=ダズン、バラ=ローズ で「ダズンローズ」 。

「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」

と12の意味を持っています。

また、
同じバラでも「1本」から意味を持ち、その1本に想いを託し(バラを)贈ることが出来ます。

プロポーズの風習として、パートナーや恋人に愛を伝えるには欠かせない(バラの)花束。
(本)数により、こんなに違いがあるのは驚きではないでしょうか!?

● 1本→「一目惚れ私にはあなたしかいない」
● 2本→「この世界は私とあなただけ」
● 3本→「告白」
● 4本→「死ぬまで気持ちは変わらない」
● 5本→「あなたに出会えて心から嬉しい」
● 6本→「お互いに敬い、愛し分かり合おう」
● 7本→「密かな愛」
● 8本→「あなたの思いやりや励ましに感謝します」
● 9本→「いつも一緒にいよう」
●10本→「可愛い、完璧だ」
●11本→「最愛」
●12本→「つきあって下さい」

13本以上では…

● 13本→「永遠の友情」
● 15本→「ごめんなさい」
● 20本→「感謝」
● 21本→「君だけに尽くすよ」
● 24本→「一日中いつも思っている」
● 36本→「覚えているよ」
● 40本→「真実の愛」
● 44本→「変わらぬ愛を誓う」
● 50本→「恒久」
● 99本→「永遠の愛」
●108本→「結婚して下さい」
●365本→「毎日恋しくてたまらない」
●999本→「何度生まれ変わってもまた貴方を愛します」

なのだそうです。

迎える2月14日はバレンタインデー。

ご存知のように、
「女性から男性に愛の告白とともにチョコレートを贈る日」…などとされていますが、
それは日本独自の習慣です。

そもそもバレンタインデーは、「男女がお互いに愛や感謝を伝え合う日」。
欧米では、恋人や友達、家族などがお互いにカードや花束、お菓子などを贈ります。

あなたの勇気を後押ししてくれますよう、、、
ご参考になれば幸いです。

それでは、
【 花楽(かがく)の時間 ~第5時限 】
最後までお付き合い下さりありがとうございました。



【この記事を書いた人】

フラワーアーティスト みやび美歩
(アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)認定デザイナー)

「アーティフィシャルフラワーを 《ツール》から《アート》へ昇華させたい」との想いを持ち、アーティフィシャルフラワーだからこそできる「表現」の探求、個展・ワークショップを開催中。
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